LPガスの基礎知識

災害時の対策  LPガス漏れ対策

LPガスは、液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)の頭文字をとったもので、通常の状態では気体の石油ガスを圧縮して液化したものです。
その成分はプロパンやブタンなどの炭化水素ですが、家庭用に供給されているLPガスはプロパンが主成分なので一般にプロパンガスと呼ばれています。


1.空気より重い

LPガスは、空気よりも重く、万が一、空気と混じると低いところに集まります。 (LPガスは空気の約1.5倍です。)

2.ニオイがつけてあります

LPガスそのものは無色無臭ですが
もれたときにすぐ分かるよう にニオイをつけてあります。

3.クリーンなガスです

LPガスそのものは、人体に有害な一酸化炭素(CO)などを含まないクリーンなガスです。
ただし、屋内での使用は、換気にくれぐれも注意しましょう。

4.気化しやすく、液化しやすい

LPガスは、通常の状態では気体ですが、冷却したり圧力をかけると簡単に液化します。
 液体のLPガスが気化すると、その容積は250倍になります。

5.LPガスの燃える範囲(燃焼範囲)

LPガスは、空気中に1.8%~9.5%混じった時、火をつけると燃え出します。これ以上でもこれ以下でも燃えません。


◆全国共通、いつでもどこでも使える便利なガスです
LPガスは成分が均一なので熱量もガス圧力も全国一定。
従って、ガス器具は全国共通で使えます
しかも 地震・災害に強い
頼もしいガス
◆工事が簡単、設備費も格安。だからいつでも使えます。
LPガスは都市ガスのように莫大な費用や日数のかかる大がかりな地中埋設配管工事は不要。格安の設備費ですぐ使えます。
◆環境にやさしいクリーンなガスです
LPガスは完全燃焼すると炭酸ガスと水に。イオウ分や亜硫酸ガスなどの有害物質を含まないので、ご家庭はもとより工業用、業務用にも幅広く使われています。
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◆ハイカロリーで立ち上がりの早い頼もしいガスです
LPガス1立方メートルの熱量は、24,000kcal。
都市ガスの2倍強です。ヒートアップに要する時間も
短く操業短縮に役立ちます。
だから 全国世帯の約55%
外食産業の約90%
タクシーのほぼ100%
工業用の50%以上が
エルピーガス!


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