在来浴室はタイルで作られている浴室のことです。
ユニットバスとは異なりスペース・形の自由度が高いです。
その反面デザインが古臭いというイメージが付きまとってしまいます。
これは日本の家屋に昔からあるお風呂の設置方法でユニットがその後に出てきたお風呂のスタイルであるために付いたイメージと思われます。
また、実際現在使われている在来のお風呂自体が20年以上経過しているものが多く、20年前のデザインが今見たときにスタイリッシュとはならないのは事実です。
今回も、デザインをかっこよくしたいという要望から浴室の改修工事が始まりました。
塗装部は以前に塗り替えてるとの事で、確かにキレイでした。タイルもまだまだキレイですが、床・ステンレス浴槽との組み合わせで古いイメージに見えてしまっていました。
まず、既設の部分を取り除きます。
次にドアだった部分にハメ殺しの壁を新に作ります。これは浴槽自体を大きいサイズにすることにあたって水じまい（お風呂からあふれた水が脱衣所にいかないように）をよくするためです。
浴槽を据えていきます。素材は人造大理石のものを使用しました。このとき、追い炊き配管などを新しいものに高官させて頂きました。
まわりを固めていきます。
次いでタイルを貼っていきます。壁から飛び出している赤い部分は元々水栓が付いていた場所です。
タイルを貼り終わったものです。床のタイルは断熱機能を持ったものでさらに表面も滑りにくいものを使っております。壁のタイルもただの平面ではなく波打っています。これによりタイル自体に柄が付いていなくてもオシャレな雰囲気を作れます。タイルとモルタル仕上げの壁の境目にはガラスのラインストーンを持ってきました。これがなければ真っ白な浴室でしたが、遊びをいれることでかわいく仕上がりました！排水トラップも中心にあった丸型から端に寄せての四角のものをつけました。水栓も新しいものにかえ、さらに手すりを付けることで握る場所も確保しました。ただ、手すりの使い方はタオル掛けが主になりそうです・・・ｗ
いかがですか？在来のタイルのお風呂でもかわいくスタイリッシュにしあげることができます！
浴室のカタチが変・・・だけど、キレイにしたい！そんな方は是非ご相談を！！